そうだよ、世の中は基本的にはつまらない。

 

 大半のヒトにとって、世の中は基本的にはつまらないのだと思う。月曜日が来るたびに、あちらこちらで怨嗟の声が上がるわけで。

 

 では、世の中が面白いと思っている人たちってのは、何処にいるんでしょうか? 私は見たことがないので、都市伝説かと思っているのですが。

 

 それとも、絶滅危惧種的にレッドデータブックにだけ存在していて、一般のヒトが出くわすことはまずないよー的な存在なのでしょうか。

 

 月曜日が来るたびに思うのです。世の中は基本的にはつまらないのだと。

 

 そこを面白くするのは自分の心持ち次第。

 

 あぁ、よく聴きますね、それ。

 でも、ホントなんですか、それ。

 

 そう思わないとやってられないってことなんでしょう?

 じゃあ、やっぱり基本的にはつまらないってことでOKですよね? 世の中は。

 

 不平不満を言ってみても始まらないし、拗ねてみても、呪ってみても、ネガティブに浸ってみても、哀れんでみても、何にもならない。

 けれども、それを悪だと断罪して締め出したところで、それは臭いものに蓋をするだけでしょう?

 そういう感情は捨てられない。無くならない。いくら否定してみたところで、そいつは存在し続ける。

 何とでも言うといい。これは万人に共通の真実なのだから。