イギリスで例のアレを喰ってみた…けど、自分で作った方がうまい
まだ×5イギリス。
イギリスと言えば、そう。やはりアレの話しは避けて通れまい。
そう、アレだ。
誰もが一度は聞いたことのあるアノ伝説だ。
イギリスはメシがまずい。
その2
そしてやっぱり食べた。ローストビーフ。
こいつの副菜もフライドポテト・インゲン・ニンジンであったことを補足しておこう。
面倒なのか?それしかないのか?国民が愛して止まないのか?
いったいどれだ?
いい加減、納得のいく説明を求む。
パクつく。
んー、なんとも凡庸なその味は、そう、言うならばローストされたビーフ。
それ以上は形容し難い。
どうか察してほしい。
あえて説明を試みるのであれば、
スーパーの総菜コーナーにあるオードブルセットに入っているヤツを想像してほしい。
んで、その3割引ぐらい。
これでワタシの持った感想の96%ぐらいは伝わったことだろう。
これなら自分で作ったヤツの方がうまい。
本当だ。
間違いない。
それを証明するために、以下にそのレシピを書いておこう。
この話しを信用できないヒトは作って確かめてみてほしい。
☆材料
・モモブロック
→脂身が少ないモノの方が好ましい。オージービーフなら300円〜500円ぐらいで入手可
しかし、モモブロックさんは普段はスーパーに常時置いていないことが多い。
必要なときに簡単に入手できないことは意外と苦痛だったりする。南無〜
・醤油
・みりん
・酒
各大さじ2
・砂糖
小さじ1
→黒糖をおススメする。うまさが変わる。ちなみに徳之島産がおススメ。
・胡椒
適量
①モモブロックに胡椒をして、フライパンで軽く全面を焼く。
→ポイントは焼きすぎないこと。表面の色が変わるぐらいでOK。
②醤油・みりん・酒・砂糖をすべて混ぜ合わせ、火にかけて一煮立ちさせる。
→①②の粗熱が取れるまで少し放置する。
③耐熱のジップロックに①②を入れて揉み込む。グニグニ。
④ジップロックの空気を抜く。
→このやり方が素晴らしいのでおススメ。目から鱗。
⑤お湯を湧かす。好きなだけどーぞ。
⑥炊飯器にジップロックとお湯を入れて「保温」にする。スイッチ入れ忘れ注意。
⑦40分放置する。
→このとき炊飯器のお湯は70℃ぐらいに保たれるらしく、低温でじっくり内部に熱を通すことにより、殺菌ができる。っというわけで、肉が赤くても大丈夫。
⑧冷まして味をなじませてからタレを煮詰める。焦がしてはいかん。
⑨肉をスライスしてタレをかける。肉が赤くてもビビるな。
⑩完成
→ホースラディッシュをつけて食べることを推奨。
ホースラディッシュのないローストビーフは、さび抜きの寿司を食うようなものだと思ってもらいたい。最近、涙が枯れ気味の心が乾いているヒトは、ホースラディッシュを大量に付けてみるといい。みずみずしい感性が戻ってくること請け合いだ。失った愛が戻ってくるかもしれん。
本当だ。
間違いない。
簡単・安い・うまい
三拍子そろっている。
これ以上なにを望むのだ。
贅沢は敵だ。
欲しがりません勝つまでは。
次はイギリスで数少ないうまかったモノの話しをしよう。
元気にさらばい。