イギリスで見たクルマの話しなどなど

性懲りもなくイギリスネタでいきます。

 

今回はイギリスで見たクルマの状況についてです。郊外へのバス移動が多かったので、高速道路などでクルマを観察する機会が結構ありました。

 

基本的にはセダンとコンパクトハッチのどちらかといった状況でしたね。日本のように右を見ても左を見てもミニバンなんてことはありませんでした。むしろミニバンはほとんで見かけず、初代天才タマゴを一台見かけたぐらいです。んで。よく見かけたのはVWですね。ホントに多い。ゴルフやポロがメインでした。

 

BMWも多かったです。セダン。走っているセダンはアッパーミドルクラス以上のクルマが多く、高級車ばかりが走っているような印象を受けました。しかし、イギリスのクルマの大半はリースらしいので、乗っているみんながお金持ちってわけではなさそうです。

 

日本車もちょこちょこ見ました。意外と(失礼!)MAZDAが頑張ってました。ロードスター(NC)やRX−8、アテンザをよく見かけました。日産では先代マーチ、デュアリス、ジュークあたりですかね。現地工場があったはずですが、そこのラインの車種だったかは忘れました…。

 

トヨタは意外と見かけず、先代&現行プリウスぐらいでした(あとさっきのエスティマ)。そんなはずないんですけどね…縁がありませんでした。レクサスはちらっといましたね。ホンダはシビックのハッチバックを見かけました。さすが現地専用車。三菱は確認できず、スバルはインプレッサを見ました。

 

あとはプジョー、ルノーも比較的多かったです。マイノリティはフォードのフォーカス。フォードはこれしかないって言ってもいいぐらいでしたね。あとヒュンダイ。車種は忘れましたがハッチバックのヤツ。

 

他によく見かけたのがセアト。スペインのメーカーでVWグループらしいです。ここのレオンというハッチバックが非常に多かったです。そこら中にいました。日本では馴染みがないですね。

 

そして、イギリスで一番多く見かけたのがボクスホールというメーカーのクルマです。このメーカーはGMの現地法人らしいのですが、オペルのバッジ付け替えです。イギリスのみで展開しているそうです。なんせ見たことも聞いたこともなかったので、これはどこのクルマだろう?とかなり不思議に思っていたのですが、よくよく見てみると、どーみてもアストラ。どーみてもヴィータ。とオペルなニホイがしてきたので、あれ?オペルは日本からいなくなってバッジが変わったのかな?とか思っちゃいました。グリフォンをあしらったバッジで、ちょっとかっちょいいんですよね、うん、バッジだけ。

 

あと、聞いてはいましたがホントにマニュアル車ばかりでした。感覚的には7割ぐらいのクルマがマニュアルだったような…。しかし、ロンドン近郊はふつーに渋滞だらけで東京とあまり大差がない、ストップ&ゴーの世界でした。ん〜なぜにマニュアルなのだろうか?燃費重視なのか?よくわからん現象に感じました。ATの方が合理的な気が…。

 

道路の仕組みで感動したことが一点ありました。それはランドアバウトという仕組みです。イギリス郊外では、幹線道路が交差する地点の多くに信号がありません。交差点のかわりにランドアバウトという右回りのロータリーが存在します。まぁ、詳細はリンク先のwikipediaにてご確認いただくとして、こいつは非常に合理的な仕組みです。こいつだと信号機の設置がいらないのです。っということは必然的にメンテナンス等も不要なのです。かなりの経費が削減できます。郊外はこいつで十分だと思わされましたね。

日本でも導入の議論があるようです。あと、こんな記事も見つけました。

日本初 交差点が円形になったラウンドアバウトが運用開始 飯田

なんだあるんじゃん。もっと活用した方がいいのではないでしょうかね。

wikiによると、費用的な面では必ずしも安上がりにはならないようなことが書いてありますが、そこは運用の仕方次第だと個人的には思います。むしろ問題は、信号機とかはいろんな利権が絡んでくる部分なので、そのへんのブラックできな臭いところへんではないかと…。

 

あと、どーにも違和感たっぷりだったのが、基本的に信号はクルマの為に存在するという思想です。どーいうことかというと、横断歩道に信号があるのですが、これは歩行者の為にあるのではなく、歩行者は勝手に自己判断で渡れってことなのです。なので赤でもクルマが来てなければ横断OKで合法なのです。合理的と言えばそうなのですが、見ているとけっこう危なっかしい…。これに起因する事故は絶対に多いはずです。

 

っとまぁ、つらつらだらだらと書いてきましたが、読みづらい。

まぁ、メモみたいなもんだからいいか。